2008年3月9日日曜日

ロックンロール

今ハイロウズの「バームクーヘン」というアルバムを聴いている。俺がまだクリトリスがなんなのかイマイチ解ってないような年齢の時に出たアルバムで、当時は毎日毎日何回も何回も聴いていた。

このアルバムはミキサーやエンジニア(こいつらが何の役に立ってるかは俺にはいまだによくわからんが)等のスタッフは一切使わず、ハイロウズが持つスタジオでハイロウズのメンバーのみで録音された。
その結果、非常にストレートでシンプルでムダなものが一切ない、もしかしたらムダなものしかない最高にカッチョいいロックンロールアルバムになった。

このアルバムが出てから10年近く経った今、ヒロトとマーシーの二人はクロマニヨンズというバンドをやっている。二人とも40半ばのクソジジイとなった。
さて、ジジイになった二人がクロマニヨンズでどんな事をやっているのかというと、何と全く同じ事をやっているのだ。ストレートでシンプルでムダなものが一切ない、もしかしたらムダなものしかない最高にカッチョいいロックンロールばっかりやっている。
ハイロウズの前に二人がやっていたブルーハーツも全く同じだ。

この3つのバンドは音楽性とか思想とかは違うのかもしれない。が、俺にはそんな細かい事はよくわからん。俺にわかるのは、どのバンドもストレートでシンプルでムダなものが一切ない、もしかしたらムダなものしかない最高にカッチョいいロックンロールバンドだって事だけだわ。